筆文字法語 〜私が出会った大切な言葉〜

浄土真宗(真宗大谷派)の僧侶が、心に残った言葉を筆文字で書き綴っています。

唯我独尊に、励まされて。

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それぞれの人が資格、才能、技術など、その人が持っているものを生かして、社会や地域に貢献する。それを企業や行政などが支え、応援する。高度経済成長の「企業戦士」「モーレツ社員」とは違う、新しい生き方を目指す。それこそが本当の「働き方改革」でしょう。

と、ある日の社説に綴られていました。

 

私、今春、肩書きが一つ増えるのですが…。

不安でいっぱいです。

しっかりと務まるだろうか…。

これまで担ってこられた先輩方のようにこなせるだろうか……。

自分の力不足を露呈するだけではないだろうか………。

 

そして、お釈迦様のお言葉を思い出しています。

「唯我独尊」(ゆいがどくそん)

   ただ我、独りとして尊し

何も足さない、何も引かない。そのままのあなたで尊いんですよ。

力不足でもいいじゃん。間に合わない君でもいいじゃん。

むしろ、そんな存在を世間に問うたらいんじゃない?

なんて、そこまでお釈迦様はおっしゃらないか…。

 

とにかく。唯我独尊。今このお言葉に励まされています。

いや、励まされようと思って、このお言葉を目にしてるのかな?

 

確かに、ある役職について、誰がやっても同じような成果が出る、

どなたも同じような力量で務めあげれるのであれば、その組織は安定するのでしょう。

しかし、そうはいかない面白さ、大切さもあるのかな、と。

人間は厄介なもので、その人自身より肩書きが先行する場合があります。

あたかも肩書きがその人の全てを表すような……。

違いますよね。肩書きの前に一人の人間です。

私たちはヒトです。モノやカネではないですね。

一個でもなく、1円でもなく、一人です!

(励ましのおかげで、顔が上を向いてきたぞ!)

そんなわけで、自分なりにやればいいかなという心境になっています。今は。

とりあえず、不安は横に置いといて。