筆文字法語 〜私が出会った大切な言葉〜

浄土真宗(真宗大谷派)の僧侶が、心に残った言葉を筆文字で書き綴っています。

魔と同居

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「魔が差した」と思う時があります。

 

「魔が差す」とは、

「悪魔が心に入り込んだように、ふとふだんでは考えられないような悪念を起こす。」

という意味のようです。(広辞苑より)

 

「魔が」「悪魔が」と、

あたかも外からやってくるものと思っているうちは、

またきっと、「魔」に差されるのかもしれません。

 

予想外のところから「ワッ!!」と出てこられたら驚きますが、

今、自分と目があっている人が「ワッ!!」としてきても驚かないと思います。

なぜなら、そうなる前から、相手が見えているから。

 

いないところ(外)ばかり見ていてはダメなんですね。いるところを(内)を見るようにしないと……。

 

 

 

【今日の法語】

        魔は外なるものではなく、自分自身の内なるものです。       宮城顗