筆文字法語 〜私が出会った大切な言葉〜

浄土真宗(真宗大谷派)の僧侶が、心に残った言葉を筆文字で書き綴っています。

もの でなくて ひと

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居て当たり前、してもらって当たり前になると、お礼も言わなくなる。

法語に反論の余地なしです。

 

家族と一緒に暮らしていると、さまざまなことがあり、お互いにいろいろなところが見えてきます。

でも、それが感謝の念を持たなくてもいい理由になりませんね。

 

明日、家内にお礼を言いたいと思います。

「急に、何?」と気味悪がられるかもしれませんが、お礼を言いたいと思います。

 

 

【今日の法語】

     隣の奥さんになら一時間手伝ってもらってもお礼いうでしょう。

     それを何十年このかた夜昼なしに尽くしてくれている奥さんにどうしてお礼申せれんのですか。

     それは家内をわしの家内と、自分のもちものにしているからでしょう。

                                                                                                                    高橋卯平

            『もし よきひとにあわざれば -私の出遇った念仏者-』林暁宇 著(東本願寺出版)より

 

ちなみに、昨日の法語の前田政直さんは、この高橋卯平さんに感化を受けた方です。

あらためて、南無阿弥陀仏の教えの世界は広くて深いなと……。