筆文字法語 〜私が出会った大切な言葉〜

浄土真宗(真宗大谷派)の僧侶が、心に残った言葉を筆文字で書き綴っています。

人のことは、よく…

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ある時のご法話で、「人間の感覚器官は、外向きになっている。目も耳も口も、全部外向き。 だから、人の様子がよく見えるし、言うことがよく聞こえるし、人に向かってよくものを言う。 じゃあ、自分に対してはどうですか?」と拝聴したのを思い出しました。

「自分のことは棚に上げて」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?
こういう言葉があること自体、いかに、人間は相手のことばかり見ているかを物語っています。
この法語を前にすると、「あ〜、確かに。申し訳ございません」と頭が下がります。
「内を見なさい。自分の姿を見つめなさい」というよびかけが聞こえてきませんか?
                                                                                                 なむあみだぶつ なむあみだぶつ