筆文字法語 〜私が出会った大切な言葉〜

浄土真宗(真宗大谷派)の僧侶が、心に残った言葉を筆文字で書き綴っています。

ときには否定も…。

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自分の言葉で書きました。

自分の意見が否定されると気分が悪くなりますが…。

人間には自己満足に陥るという課題があります。
それに対して、仏さまは、「否定」の論理を通して現実を知らせ、
本当に大切なものへと転ずるはたらきかけをすると教えられます。
つまり、自分を正当化しようとしてしまう私に、
「ちょっと違うんじゃない?」「今のあなたは、こうなってるよ。」と呼びかけて、
今の私の姿と大切にすべきことを明らかにしてくださるということだと思います。
自己正当化、自己満足の状態って、実は、たくさんのことを見落としているのかもしれません。
自分に賛同してくれる人ばかりだとうれしくなってしまいますが、
否定や忠告、ときには批判してくださる人の話も聞かなければいけない
ということを教えられました。
                                                                                 なむあみだぶつ なむあみだぶつ