筆文字法語 〜私が出会った大切な言葉〜

浄土真宗(真宗大谷派)の僧侶が、心に残った言葉を筆文字で書き綴っています。

33パーセント! 納得!

先日、「あなたの自立度チェック」をはかってもらう機会がありました。 結果は…、33パーセント。 私の自立度は、33パーセントです。 7割近く、他の支えをいただいているということです。 人として正常だなと思いました。 いや、もっと支えられているかもしれ…

さまよい 時々 気分転換 のち さまよい

疲れた時や嫌なことがあった時、 何かをして気分転換する時があります。 気づいてはいるんです。 気分転換しても、現実は変わらないということは…。 どうすれば受け入れられるのか? どうなれば受け入れたと言えるのか? これからも「あーでもない。こーでも…

風のおかげで

私は たんぽぽのように 花を咲かせることはできなかったが 風のおかげで 行く先々に咲いている うつくしい花に あうことができた 林暁宇 私自身はどうか? 行く先々で出会った人、出来事…。 歩みの振り返りを促されているように思いました。 今の詩も、とて…

魔と同居

「魔が差した」と思う時があります。 「魔が差す」とは、 「悪魔が心に入り込んだように、ふとふだんでは考えられないような悪念を起こす。」 という意味のようです。(広辞苑より) 「魔が」「悪魔が」と、 あたかも外からやってくるものと思っているうちは、…

“支え” あっての 私

お金がないと生きていけませんが、お金のためだけに生きてるんじゃない、と思いたい。 そこをもう少し深く見つめ直していくための手がかりになるお言葉だと思います。 例えば、“社会人になって、初任給でお世話になった人のために使いたい” あの気持ちって、…

知る 歩む 人と成る

日々、新聞やテレビなどで伝えられる報道は、人間の苦しみや悲しみがともなったことが多いです。 見るのも聞くのも辛くなるときがあります。 「もう、いいや」と思って、新聞をたたんでも、 「全く、嫌だな」と言って、チャンネルを変えても、 その人の苦し…

人間学校 在学中

勉強と言っても、いろいろあります。 あらかじめ用意された科目を学ぶ。 将来のために、通過点としてやっておかなくてはいけない科目を学ぶ。 それも大事です。 しかし、この法語には、それとは違う願いを感じます。 苦しみが絶えない人生を生きる。人とのつ…

壁ドン!ならぬ、扉ガチャ

ゆきづまった時、目の前を絶ち塞ぐのは壁だと思っていましたが、あれは扉だったのかあ。 じゃあ、開ければよかったんだあ。 だからと言って、「ゆきづまりよ、どんどん来い!」とは思いませんが、 壁ではなく扉だと教えていただいたことで、 下を向いてしゃ…

今も、ドクドクと…

うれしいとき、楽しいとき、 つらいとき、悲しいとき、 いつも、いのちは生きよう生きようとしています。 そう気付いたときは、何だか申し訳ない気持ちになるのですが、すぐに忘れてしまいます。 いのちに感情があったら、私のことをどう思うだろうか? そん…

私を呼ぶ声がしている

平等でなければいけないと言いつつ、 平等を妨げるものが現れた時に沸き起こる 軽蔑、憤り、排除。 「そっちじゃないよ。こっちだよ。」と導かれているのは……。 【今日の法語】 平等ということを教えられても、そうならない私がここにいる。 そのことが見え…

あれも、これも、もっと、で……

物さえあれば満足していられる…、ということはないですね。欲しいものが尽きません。 先日拝聴したご法話の中で、「何でもあるけど、安心がない」と聞きました。 そうだなあと、うなずかされました。 世の中は、物があふれています。 しかし、みんな幸せかと…

きれいだな。きれいだね。

我が家には、三人の子どもがいます。 「早く咲かんか!」 「そういう咲き方じゃない!」 「あっちの花の方がきれいじゃないか!」 いのちを無条件で見る眼がいつから濁ってしまったのか?はじめから濁っているのか? とにかく、そういう心根がなくならない私…

もの でなくて ひと

居て当たり前、してもらって当たり前になると、お礼も言わなくなる。 法語に反論の余地なしです。 家族と一緒に暮らしていると、さまざまなことがあり、お互いにいろいろなところが見えてきます。 でも、それが感謝の念を持たなくてもいい理由になりませんね…

腹が立って、ごめんなさい

腹が立つので喧嘩が…できん……。 あれ?読み間違えたかな? ……………… いや、やはり法語の通りです。 腹が立つので、喧嘩になると思うのですが、 南無阿弥陀仏の教えを聞き続けた人・前田政直さんは、さらに次にように続けます。 何かあると相手を悪者にして腹を…

泣きながら生きていいんですね

お釈迦さまは「一切皆苦」と説かれました。 生きている間は、苦しみや悲しみがたくさんあります。 ときには、泣きたくなるほどのこともあります。 泣き崩れて立ち上がれなくなりそうなときもあります。 でも、泣きながらでも生きていこうとする中で、 大いな…

前に、後ろに、人がいる。

「なんでこんな目に会うんだよ。もういいや」と嘆きたくなるときがあります。 そんなとき、投げ出してしまう前に、 もしかしたら、自分より先に同じように悩み歩んでいった人がいるかもしれない と尋ねてみることで、道が開けてくると教えていただきました。…

窮屈サイクル

健康・若さ・知識・お金・情報……。 あらためて、縛られてるかなというものを上げてみると出てきますね。 自分で立てた価値観に、自分が縛られていく。 で、そのサイクルから抜け出せれない。抜け出す術がわからない。 この方法なら、抜け出せるかなと思いつ…

代わりがいない私たち

久しぶりに絵本を買いました。 『ぼくのニセモノをつくるには』(ブロンズ新社) 著者は、ヨシタケシンスケさんです。 立ち読みして「いい絵本だ。これは深いぞ。子どもにも読まそう。」と購入して帰宅。 早速、10歳の息子に読んでもらいました。 読み終えたと…

空に向かって、「ありがとうございます」

私は、ハッとしました。 「現代社会は、基本的に等価交換で成り立っていますが、 私たちは、空気に、太陽に、雨に対価を払おうと思ったことがあるでしょうか?」 先日拝聴したご法話の中での、講師からの問いかけです。 私は、ハッとしました。 自分のいのち…

変わろうとする背景には……

自分を変えよう、変わろうとすることは、前向きなイメージがありますが、 それは同時に、それまでの自分を否定するという要素も含んでいることも 知っておかなくてはならないと思いました。 人間は、自分が納得いく自分になろうとする。だから、変わろうとす…

表面だけでなく…

十代の頃、友達の知らない一面を知って戸惑った思い出があります。別に、それで仲が悪くなったわけではなく、関係性は変わりませんでした。一時期ぎこちない感じにはなりましたが…。はじめは、知らないままの方がよかったなあと思いましたが、後々になって、…

願われてたと気づく

例えば、子どもに対して、「早く宿題をしなさい!」「どれだけできた?まだ、それだけか!頑張れ!」「野菜も食べろ!」「友達と仲良くしなさい!」「部活、一所懸命やりなさい!」などなど、この他にも、いろいろとエンドレス。これって、全部こちらからの…

自分のことは……

今まで、友人や知人、先輩や上司、そして家族からの忠告を、すべて聞いてきたかと聞かれたら、「はい」と言えない私がいます。その時の気分や言われた相手によることもありますし…。「自分のことは自分が一番よくわかっている」と、はねのけたこともありまし…

生き方次第

子どもの頃、学校生活で一番苦痛だったのは「将来の夢」を書かされる時でした。卒業アルバムなどに、あたりまえのようにある項目です。当時の私は、「自分には夢を追いかける資格などない、いや、夢を持つ資格すらない。本当になりたいと思ったことを書いた…

衝突回避

以前、テレビ番組でタレントさん(おそらく東京の方)が、大阪に行った際、エスカレーターの左側に乗っていると、いきなり後ろからぶつかられ、「関西は右やで!」と言って足早に去っていった、というエピソードを話していました。関東と関西では、エスカレー…

つめこみ注意!

片付けがきっかけとなり、落ち込みました。「あっ、これは、あの人にいいよって勧められて買ったやつだ」「おっ、これは、あいつが持ってて、羨ましくなって買ったのだ」「あ〜、これは、あの頃に流行っていたやつだなあ」「いかん!昨日テレビで健康にいい…

電車内で、崩壊を教えられる。

昨日のことです。電車に乗車中「となりよろしいですか?」と言う声がしました。その方を見ると、おばあさんが学生と思しき青年に呼びかけていました。しかし、その青年は、耳にイヤホン、手元はスマホでゲーム中、目線はもちろんスマホ。諦めたおばあさんは…

見えてないし、押し込めるし

学生時代、運動が得意で、勉強もできて、イケメンで、男女共から人気があるなどなど、という同級生はいませんでしたか?いましたよ。僕には。「天は二物を与えず」という言葉がありますが、当時の僕は、「天も与え間違いをすることがあるんだなあ。与え方が…

不信が招く崩壊

先日、一人で出かけた際、私の少し前に若い女性が歩くという状況がありました。時間帯は午後3時頃。他に人通りはありません。しばらくして、私の存在に気づいたその女性は、立ち止まり(おそらく)何か考え事をするようなふりをして、私が通り過ぎるまでやり過…

なくなって、より…。

今日は、私が所属していた少年野球チームの監督の法事をお勤めしました。月日が経つのは早いですね。そして、その少年野球チームが消滅したことを知りました。物事は移り変わるのですね。しかし、チームが無くなっても、監督が亡くなっても、思い出は永遠に…